1月5日(金) 釣果報告
2018/1/5 Friday
今年の初釣りは、高飛び込みの磯へ行ってきました。
店の閉店後の昼前10時頃に店に集合。河野さんと新川さんと私の3人でフカセ釣りでの釣行です。
時間的に遅い釣行だったので、予想通り正面南向きの釣り座は満席。
河野さんは、東側のワンドの付け根の高場に釣り座を取りました。私は東向きの平磯に。(この釣り座に一番入りたかったのでラッキー。)新川さんは私の左側の溝の向こう側の高場の隙間に釣り座を取りました。
先客の方に海の様子を聞くと、まったくアタリが無いとのことです。
足元にコマセを入れてみると、エサ取りの姿は見えません。刺し餌は元の姿のまま残ってきます。
正面南向きの釣り座では、ポツリポツリとメジナが上がっているようですが、ワンド内は苦戦です。河野さんがかろうじて、カサゴを釣り上げましたが、私を含め他の釣り人は刺し餌がそのまんま残ってくる状況です。
2時頃、正面真ん中の釣り座が空き、新川さんが釣り座移動。
しばらくすると、新川さんが大きく曲がった竿を両手で支え固まってます。
「どうした?」と私。
「デカイ、デカイよ」と片手にタモを持ち固まった新川さん。
傍らに行って覗いてみると見事なメジナが頭を出してうごめいています。
新川さんからタモを受け取り無事タモ入れ終了。
「デカイね」と新川さん。
「デケエな、唇引っ張りゃ40㎝あるかも」と両手で測る私。
「新川さんの今年の初獲物、写真撮影しよう」
両手で持った魚が暴れ、なかなかポーズが決まらない新川さん。
撮影が下手な私は、新川さんの顔を入れ忘れ、へんてこな記念写真になりました。
店に帰って計測すると39㎝・1220㌘ありました。
私の釣果は、27㎝と30㎝の2枚のメジナ。3時半頃から刺し餌がつぶれて戻ってくるようになり、その後ようやく釣れました。
4時頃、河野さんは納竿。私は後片付けの終わった新川さんに、釣った魚の血抜きをお願いし、ウキが見えなくなるまで粘ってみましたが空振りでした。
後片付けをしながら、血抜きから戻ってきた新川さんに「血抜きアリガトね」と声をかける。
「俺の釣ったデカイメジナは、ちゃんと血抜きしたけど、川島さんの小さいのはふたつとも跳ねて逃げちゃった。」
「ふたつとも?」
「そう。」
「俺の釣ったメジナが跳ねながら、ゆっくりとタイドプールに滑って行くのを、無抵抗で黙って見てたの?」
「そう。」
「俺の今年初の獲物なのに?」
「ゴメン。」
「メジナのフライと刺身食おうと思ったのに?」
「……….」
「釣った証拠写真もまだ撮ってないのに?」
「いつでもすぐ釣れるよ」と新川さん。
傍でふたりのやりとりを聞いていた釣り人は大笑い。
俺たちふたりもつられて大笑い。
そんな楽しい初釣りでした。