11月10日(金) 釣果情報
2017/11/10 Friday
11月8日(水)と9日(木)の二日間連続で新川さんと一緒に釣行しました。その時の様子を報告します。
11月8日(水)は昼頃より黒島堤防に行って来ました。
先日の台風の爪跡がここにも残っていました。堤防が2カ所決壊し、道路も段差が出来て危険。新潟造船所の建物も一部損傷しておりました。細い堤防上では危険ですので釣りが出来ません。
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新潟造船所脇フェンス際の岸壁に二人並んで釣り座を取りマッタリとした釣りを開始。
釣果のほうは、3時過ぎまでどこへ入れても15㎝程のアイゴばかり。潮が右へ変わり始めた頃からようやくメジナが食い始め、夕まずめには入れ食いになりました。サイズは25㎝から30㎝ぐらいまでと小型が多かったですが二人で13枚釣り上げ、数釣りが楽しめました。釣った魚は撮影後全てリリース。暗くなるまで楽しく遊ぶことが出来ました。
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翌日の9日は宮川観音山下の磯へ釣行。釣り座は南向き先端のテラスのようになっている足場の良い磯。北東がかなり吹いてましたが波もなく海はベタベタ。昼前から竿を出し小型メジナを1枚釣り上げたところで私は2時間程離脱。釣りの合間に墓参りに行って来ました。
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墓参りから帰り釣り再開。新川さんに状況を聞くとメジナとスズメダイがほぼ入れ食い。ちょっと良い型のメジナが2枚上がったとのこと。
竿を出してからしばらくはスズメばかり、たまに釣れるメジナも足裏サイズで型が上がらず。日が傾き始めた頃からようやくメジナの活性が上がり面白くなってきました。
ここから先は昨日の再現実況で。
夕まずめになり30㎝弱のメジナがほぼ入れ食い。タナを一ヒロに上げて食い上げてくるメジナを待っているといきなり真下に鋭いツッコミ。竿をのされ、たてなおそうとレバーブレーキを緩めた瞬間にすっぽ抜け。悔しいやら情けないやらで大急ぎでダンゴを握り直す。隣では新川さんが竿を満月にして無言で格闘。ただならぬ気配に思わず声をかける。
『どうした潜られた?。』と私。
『潜られてないみたいだけどリールが捲けない。』と焦りまくる新川さん。
『磯の先端まで出てやり取りしろ。』と自分の釣りそっちのけで応援する私。
『怖くて行けない。』と震える両手で満月になった竿を支える新川さん。
『じゃあ、俺の横からその根をかわせ。』と自分の竿をどけて場所を空ける私。
『ダメだよ、川島さん代わって!。』と満月になった竿を差し出す新川さん。
新川さんさんから竿を受け取ると根の横にへばりついてグングン引っ張る強烈な引き。
竿を左に倒し横から引き抜こうとすると一瞬『クン』と軽くなる。
『ヨーシ、出たぞ。』と私。固唾をのみ見守る新川さん。
根から離れた魚は溝に沿って沖向きの深場へグングンと竿をのしながら凄いトルクで走り始める。
ドラグはジージーと出っぱなし。『もう少し耐えれば奴も疲れる。』と震える両手で耐える私。
結局、擦れたハリスがラインブレイク。
『こんなペニャペニャな竿じゃあ取れねえよ。』と新川さんの竿のせいにする私。
『ライアーム使ってたら取れたかもね。』と慰めてくれる新川さん。
『やっぱ、俺じゃあ取れねえよ。はじめちゃんなら取るだろうけどな。』と自分のヘボを認める私。
『魚、何だったんだろうね。』と名残惜しそうな新川さんでした。
一騒動の後、新川さんは30㎝オーバーのメジナを釣り上げ竿仕舞い。
私は魚の撮影と血抜きを新川さんにお願いし、ウキが見えなくなるまで3枚のメジナを釣ったところ竿仕舞い。
釣果は、二人でメジナ(25㎝から30㎝クラスまで)が20枚程。サンバソウが4枚でした。
『釣った魚、明日店で食おうよ。どう料理しよか?。』 と私。
『天ぷらがいいな。』と新川さん。
4枚のメジナと塩焼き用のサンバソウを2枚持ち帰り他はリリースしてきました。
真っ暗になるまで楽しい釣行でした。